なぜ、「有効成分」が皮膚に浸透するのか、知っていますか?

皮膚には脂質を主体とするバリアがあり、異物の侵入と皮膚の水分の蒸発を防いでいます。水溶性物質は脂の層ではじき、油溶性物質は水の層ではじいています。
「肌に吸い込まれるような浸透感」という乳液やクリームは、皮膚のバリアを破壊して乳液を皮膚に浸透させるもの、バリアが壊れ、皮膚の水分が蒸発して乾燥肌に、やがて小ジワになって悩むことに。
美白剤のビタミンCがなぜ皮膚に入るのか?ビタミンCを界面活性剤に加工したからです。乳液を入れ、肌をふくらませて「目じりのシワ」を目立たなくするのも乳液中の界面活性剤の作用です。バリアが壊れ、目じりのシワがもっとひどくなります。
薬効成分を肌に入れる医薬部外品の怖さもここにあるのです。
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1.オープニング
●いろいろな情報メディアでメイクをすすめていますが、メイクが肌に与える問題を指摘する情報はほとんどありません。
●女性にメイクをすすめる以上は、メイクが肌に与える毒性の問題も情報として取り上げる必要があるのではないでしょうか?
●メイクを続けると早ければ3〜4年で、遅くとも7年位で肌がくすんで生気を失います。
2.女の子と化粧品
●思春期とは?  
柔らかい子供の肌を硬くて丈夫な大人の肌に完成するための重要な準備期間。
[思春期にメイクすると]
(1)柔らかい肌ではメイクの毒性をはね返すことが出来ない。
(2)メイクの毒性が肌に浸透して肌の完成を妨げてしまう。
(丈夫な大人の肌が出来なくなる)
(3)肌の表面が弱くなり皮脂腺の機能が低下し、弱くて乾燥した肌になる。
(4)一生涯、化粧品の毒性を受けやすい肌になってしまう。
3.大切な肌の殻

ニワトリの卵には二重の殻があります。

@硬くて厚い外殻 A柔らかくて薄い内殻
動植物の体はみんなそうなっていて、私達の肌も2つの殻が内部の肌を守っています。
[私達の肌の場合]
硬くて厚い外殻=角質層
柔らかくて薄い内殻=顆粒層
●化粧品は角質層には浸透しますが、顆粒層には浸透しません。なぜなら顆粒層は、肌のバリアゾーンの本体だからです。
◎化粧品と肌の関係というのは、化粧品と角質層の関係。


【化粧品の本来の目的】
●角質層を清潔にし肌の環境を整える。
●角質層を補強する。
※角質層と皮脂腺に悪影響を及ぼす化粧品は使用してはいけません。

【基礎化粧品の最大の条件】→角質層を健康で丈夫にする。
【メイク用化粧品の最大の条件】→角質層を壊す毒性を持たない。
4.洗顔用化粧品の問題点
●今日の洗顔用化粧品のほとんどが合成界面活性剤(合成洗剤原料)で作られています。
●クレンジングクリーム、水で流せるコールドクリーム、洗顔フォーム、クレンジングオイル、クレンジングジェルなどの洗顔用化粧品は、全て合成界面活性剤の力を利用した洗顔剤です。
【合成界面活性剤の問題点】
@脂を洗い流す力が極端に強い。
@タン白質を溶かす。
[例えば洗顔フォームを使用すると]
(1)角質層を補強している皮脂を洗い流す
(2)角質層のタン白質を溶かす
(3)顆粒層を破壊
(4)毒性が肌の中に浸透
(5)肌全体を壊す
◎特に洗顔化粧品は顔に圧力を加えて使うため、影響は一層大きくなります。

5.基礎化粧品の問題点
【基礎化粧品の目的】
@メイクの毒性を肌から切り離す。
A角質層を補強し、老化を防ぐ。
※しかし、ほとんどの基礎化粧品には目的意識はありません。宣伝用の印刷物、TVコマーシャル、雑誌の広告記事には、肌を潤す、肌を美白にする、肌をいきいきさせると言った生理的な効果に目的が集中しています。このような基礎化粧品では、メイクの毒性を防ぐことは出来ません。
[メイクの下地にはクリーム!!]
乳液    油分5〜8%
クリーム  油分50%〜60%
●乳液は油分が少なすぎて角質層を補強したり、メイクの毒性を切り離すに十分な油膜を作ることが出来ません。
●更に乳液を作るためには、水と油を結びつける力が極めて強い合成界面活性剤という乳化剤が必要です。→肌の内部に毒性が浸透してしまいます。
※最近では油の代わりにビニル系の合成樹脂を使用するなど、クリームにも問題が生じています。
◎合成界面活性剤+合成樹脂=更なる肌の環境破壊
6.メイク化粧品の問題点
タール色素の化学的に不安定な性質を解決してくれるのが合成界面活性剤。
【メイク用化粧品の問題点】
@タール色素やレーキ類、合成界面活性剤、褪色防止剤、溶剤の複合作用。
A肌への密着性が高い。
7.薬用化粧品の問題点
[美白化粧品の原理]
@表皮全体に分布しているメラニンを破壊。
Aメラニン合成細胞を殺す。
Bメラニン合成に関するチロシナーゼという酸化酵素の活性を抑制する。
◎肌に浸透させる行為そのものが肌を壊す。
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8.正しい化粧品の選び方
@洗顔用化粧品は無水型(非乳化型)のコールドクリームを選ぶ。
A化粧水やクリームはバリアゾーンを痛めないもの、補強するものを選ぶ。
Bメイク用の下地には、やや油気を感じる混合型のクリームを選ぶ。
Cメイク用化粧品は、タール色素、レーキを使用していないものを選ぶ。
◎化粧の基本は肌の環境を整えることです。肌の表面はタマゴの殻と同じ2重構造になっています。そして、その2重構造の殻によって肌は守られているのです。