| お化粧の基本は洗顔にあり
お化粧の基本は洗顔にあります。その洗顔は本来、無水型コールドクリーム、オリーブオイルのような油脂でなくてはならないのに、簡単に水で洗い落とせる洗剤入りのコールドクリームや、洗顔ジェル、クレンジングオイルなどにとって変わってしまっています。私たちの皮膚は食器ではありません。石けんだけでは落ちにくい化粧品や、古くなった毛穴の汚れなどは油脂ですから、「油(脂)の汚れは油で落とす」ことが皮膚を傷めずに安全に洗顔するポイントなのです。そしてその後、軽く石けんで洗う。つまりこのような「本当のダブル洗顔」がメイクをした場合は特に必要なのです。大切な服にアブラシミを作った時の染み抜き、フライパンを洗剤を使用せずに洗う時と同じなのです。
皮脂を意識した化粧品づくり
皮脂とは、動物が皮膚への異物の侵入を防ぐための分泌物です。皮脂は、皮膚の表面にある脂の膜(油膜)を形成して皮内の水分を保水し、角質層を補強しています。
分泌された皮脂(各種脂・脂肪酸)と汗・グリセリンなどが自然に乳化して皮膜を形成したもの(皮表脂質)と、死んだ細胞と脂で構成されたタンパク質の層(角質層)とその下の顆粒層をあわせてバリアゾーンと呼びます。
皮脂・皮表脂質には、いくつかの動・植物油と同じ成分が混在しています。ゼノアでは、それを無視して、クリームを製造することはできません。皮脂は、天然の動植物油と同じで酸化しやすく、バリアを補助するためのものなので、基礎クリームも皮脂の組成に近いものでなければならないと考えています。
ゼノアの商品は「石けん製造法を応用した乳化法(鹸化法)」をメインに製造されています。この方法で作られた化粧品は、バリアゾーンを傷つけず、皮膚を構成するタンパク質を変性させることなく皮膚生理の代謝等を妨げることがありません。石けんは、界面活性力が弱いので、分離しやすかったり、変質しやすかったりすることが欠点です。しかし、現在、多くの化粧品メーカーで使われている強い合成界面活性剤は必要以上の洗浄力で皮脂膜を剥ぎ取ってしまったり、皮膚への他の成分(異物)の浸透を助けてしまったりします。こうしたあやまった皮膚の知識や、化粧品の使用がシミ、乾燥、更には内臓疾患を招き『化粧品公害』を呼び起こしてきたのです。ゼノアではこうした皮膚にとって良くない合成界面活性剤を一切使用しない鹸化法をメインに用いることで本来の健康な皮膚へ整えようと考えています。さらに、現代人の弱ったお肌にあった化粧品も同時に研究をすすめています。
化粧品の現状とゼノアの姿勢
最近では、気軽にメイクができ、容易に洗顔ができます。また、そういった化粧品でないと流通しないのが現状です。その結果、「シットリ=保水」という考えから、脱脂力・洗浄力が強い、浸透性を有する化粧品が主流になってきました。その結果「洗顔オイル」という「オイル+洗剤」で洗顔し、「乳液」という「洗剤+意味のない保湿成分」で潤い、「美容液」という「合成樹脂」で貼り固められた皮膚環境は最悪な状態になってしまっています。このように健康な皮膚環境(弱酸性で適度な脂膜で皮内水分を保水)を壊してまで人工的に水分を混入すると、皮膚(タンパク組成)が紫外線や環境にさらされ様々な影響をまともに受けてしまい、その結果、乾燥肌やシミなどのヒフの老化をすすめることになってしまいます。
ゼノアには、「美容疾患」の相談が沢山寄せられます。そのほとんどが10代、20代の女性の方からです。
このような疾患をお持ちの方に「安全だから」といって即、ゼノアの化粧品をお薦めするわけにはいきません。このような皮膚の状態では、皮脂の分泌が滞り、皮表脂質は形成されず、角質はボロボロになっているからです。
俗にいう「バリアゾーン」が機能していない状態です。この状態では、クリームの油で角質を補強することさえできません。そういった皮膚には、ゼノアを含めすべての化粧品の使用を見合わせます。それから、徐々に化粧品が使用できる皮膚環境を作ります。弱りきった皮膚には、ゼノアも含めてどんなに良い化粧品でも刺激であり毒です。
このような化粧品を使うと肌が早く歳を取るという現代の不幸な状況は、肌を理解せずに感触だけで化粧品を選択し、使用することに、根本的な原因があります。そういう不幸を避けるために、まず肌のしくみを知っていただきたいのです。
そしてゼノアは、1人でも多くの女性に、健康なお肌を取り戻してもらいたいと考えております。
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